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小島レディースクリニック


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不妊症 小島レディースクリニック


 単一胚移植

今年度より学会の指導により胚移植の数が1個に制限されることになりました。これは複数個移植することで生ずる多胎妊娠を防止することが目的ですが、このことは妊娠率低下につながることが予想され患者さんにとっては不本意なことと思われます。
私どもでは、これまでに複数個の胚移植を行って来まして、40%と高い妊娠率を得て来ました。このうち約20%の方が(40%X20%で8%になります)、双子を妊娠されておりましたが、みなさんとても喜んでおられました。妊娠中の管理をしっかり行いましたので、双子だからといって小児科のお世話になる方も少なく、多胎妊娠が問題視されるような状態ではなかったのです。
患者さんをはじめとして、私共もとても残念なことでありますが、現在は単一胚移植を余儀なくされております。幸いなことに、単一早期胚移植後にも、比較的高い妊娠率を維持しておりますので、今後も、努力を重ねてまいります。

    追記

多胎妊娠を防止する為に、移植胚制限が行われるようになって7年が経過し、胚盤胞移植が全盛になっております。
良好胚盤胞を移植すると50%前後の高い妊娠率が得られますが、良好胚盤胞にまで発育するのは25%前後にすぎません。では残りの75%はどうなのかというと、25%は不良胚盤胞でその移植後の妊娠率は10%程しかありません。良好胚盤胞にも、不良胚盤胞にもならない残りの50%はというと、残念ながら死んでしまいます。
良好胚盤胞は移植されますが、不良胚盤胞は利用されない事もあるようです。
培養中に死んでしまう受精卵は、4分割や8分割の時に移植されたら妊娠することももちろんあるのです。
でも残念ながら、その機会は失われてしまいます。
胚盤胞培養が全盛になった結果、採卵されたにもかかわらず使われない(胚移植されない)卵の数が増えています。とても残念なことに、移植率が低下しているのです。
一回の胚移植で高い妊娠率を得ることはとても大切なことですが、その為に失っているもののある事を考えてみる必要もあるのです。








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