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不妊症 小島レディースクリニック


 胚盤胞移植

胚盤胞移植とは採卵して受精後の5日目か6日目に胚移植をする方法です。
受精卵は細胞分裂が進み、内部に液体を貯留する胞胚腔を形成します。外側には胎盤に発育する栄養細胞が密に並び、その内側には胎児に発育する内細胞塊を有します。
自然妊娠の場合、卵管膨大部で受精した卵はその後4日間ほど卵管膨大部に留まっています。受精5日目頃に子宮に降りてきた受精卵は、胚盤胞の状態にまで発育しています。そこで受精後5−6日目まで体外で培養を続け、胚盤胞に達してから子宮に移殖しようというのが胚盤胞移殖の考え方です。
  ↓この胚盤胞は 4AAのグレードです。


胚盤胞は移殖されてから着床までの期間が短いので、早期胚移植を行っても妊娠できない人には胚盤胞移植を行うと良いでしょう。

胚盤胞を目指して受精卵を培養した場合、50%程が胚盤胞にまで達しますが良好胚盤胞に発育するのは25%前後で、残りの25%程は不良胚盤胞です。
良好胚盤胞を移植した場合には50%と高い妊娠率が得られますが、不良胚盤胞を移植した場合には10%程度の妊娠率になります。




胚盤胞のグレード
いわゆるグレードとは異なり、細胞分裂の進み具合。と言うのが正しい表現になります。分裂の進行程度により1から6に分けられています。そして内部の細胞塊の状態でA,B,Cに、また外細胞の状態でA,B,Cに分けられています。
胞胚腔が全体に広がり、胎児や胎盤に発育する内細胞塊や栄養細胞もそれなりに密な形態にまで成長した3BB以上が良好胚盤胞と言われます。ハッチングしかけているグレード5やハッチングを終えたグレード6を除き、通常移植される胚盤胞としてはグレード4AAの状態が最も良い胚盤胞で、これを移植した時には妊娠率も高くなります。


胚盤胞移植の利点

1.胚移植あたりの着床率が上がる(良好胚の場合)。

2.より生理的に近い状態で胚を移殖できる。

3.移殖胚数の制限により、多胎妊娠の防止につながる。

4.子宮外妊娠発生の予防につながる。

胚盤胞移植の欠点

1.培養の途中でダメになってしまう卵が多い。その結果、移殖できないケースもある。

2.胚盤胞にまで到達しても、良好胚でなければ高い妊娠率は望めない。

3.培養技術が難しい。

4.培養スぺースが必要。

5.一卵性双胎が増加する。

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