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小島レディースクリニック


静岡県沼津市大岡 1125-1

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TEL:055-952-1133




不妊症 小島レディースクリニック


 紡錘体と顕微授精

紡錘体は細胞質の中にあり、第一極体のそばにありますが通常の光学顕微鏡では見えません。
紡錐体の中には染色体がありますので、顕微授精をする際にこの見えない紡錘体を傷つけないようにする事は極めて重要な事なのです。
そこで精子を入れた針の進路から第一極体を外す様にして顕微授精を行います。
(第一極体を12時方向に固定して行います。)
ところが稀に紡錘体が第一極体からずれている卵があるのです。このような場合、顕微授精の際に紡錘体を傷つけてしまう危険があります。そうすると受精できなかったり、受精卵の質が低下したりして妊娠率が下がります。また、その他の不都合が生じる危険も出てきます。
私どもは、最近開発された偏光システムを導入し紡錘体を傷つけることなく、より安全で確実な顕微授精を行う事により妊娠率の向上に努めております。



      

      写真1 通常の顕微鏡で観察した卵の状態。(赤い矢印は第一極体)




       


写真2 偏光顕微鏡で観察した卵の状態。





     写真3 複屈折した時の卵の状態。透明帯内層がオレンジ色に輝いて見えます。
          同様に輝いている紡錘体が第一極体の下に観察されます。
          精子を入れたインジェクションを、3時の方向から穿刺します。
           (水色の矢印は紡錐体、赤の矢印は第一極体)




           



     写真4 紡錘体が第一極体から離れたところに位置しています。
          このような卵では、顕微授精の際に紡錘体を傷つける危険が生じます。




       


      写真5  このシステムの導入によりその危険を未然に防ぐ事が可能になりました。


さらに、この偏光を複屈折した時の紡錘体の大きさや輝度の検討 あるいは紡錘体の可視、不可視により良好胚盤胞発生率や妊娠率の高い卵の選別が可能になってきています。

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